

FX 入門として、元本を失わないために絶対に守るべきルールをひとつ挙げておきます。それは「損切」です。はじめたばかりの頃、私はこの損切を、資産が目減りしてにっちもさっちもいかなくなったときに行うものだと思っていました。『口座を開き、入金して、取引をする。タイミングが悪くその瞬間からどんどん損失が膨らんでいく。きっと回復すると思って一晩眠って起きると、さらに損失が膨らんでいる。このままではロスカットになってしまうと慌てて口座に資金を追加する。そのすえに、断腸の思いで損切をする』……と、そんなことをしたものです。もちろん、こんなやり方は最悪ですし、こんな損切は間違っています。損切とは取引をする段階で、自分で決めたルール。ここまで損が膨らんだら決済しようという決め事です。また、このときに利確も相場も決めておきましょう。IFO取引なら、注文が成立すると同時に指定した指値と逆指値の注文してくれますので簡単です。これをしないとどうなるのか。普通にやって、普通に負けます。それが人間であり、FXです。人間という生き物は、利益よりも損に対して敏感です。あるデーターによると「100万の損失」が精神に与える影響は「200万の利益」に匹敵するそうです。つまり約二倍の差があります。このことは、トレードにおいて「利小損大」の法則を生み出します。利益が出た場合はすぐに確定してしまうが、損が膨らんだ場合は回復を待ってしまう。そんなのは気持ちの問題だ。自分はそんなに心が弱くない。それくらいのプレッシャーに負けるわけがない。私はそう思っていましたが、そうでないことを知りました。精神的に自分が強い人間ではないのだと知れたことが、ある意味でFXをして得た最大の利益かもしれません。さて、そういうわけで必ず損切をしてください。もっとも基本的なことで、とても難しく、絶対に必要なことです。
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